ヤッター

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生のヤッターのレビュー・感想・評価

3.0
2016年はアメコミ映画イヤー。数ある作品の中でも、この『バットマンvsスーパーマン』は鑑賞必至の作品であることに間違いないでしょう。

正直、長いです。三時間弱は、さすがにキツイ。ぶっちゃけ中盤はアクビが止まりませんでした。しかし、マンオブスティール唯一の見所でもあった、さながら実写版ドラゴンボールなバトルシーンは健在。すごい迫力です。
白眉は、なんといってもワンダーウーマン!スーパーマンよりもバットマンよりも、なんと勇ましく、かっこいいことか。単独映画、絶対見に行かせていただきます!

悪役も魅力的。ジェシー・アイゼンバーグのレックス・ルーサー、ヒース・レジャーのジョーカーとまでは言いませんが、それに肉薄するくらいのキャラクターになってました。あの胸糞悪さ、素晴らしい。

しかし、問題なのは、この作品の宣伝コピー。
「スーパーマンが悪に染まる」
…全然染まってないし!
「敵となったスーパーマンにバットマンが立ちはだかる」
……そう、か?ちゃんと見てないのは俺か??
少なくとも、自分はそうは思わなかったですぞ。。

鑑賞必至と言ったのは、単純に楽しめることも勿論ですが、これが後に公開されるであろう『ジャスティスリーグ』の壮大な前振りだから。マーベルのアベンジャーズが膨らみすぎて追いきれない!って人は、こっちをリアルタイムで追ってみてはどうでしょう。これからの展開が楽しみなシリーズですよ。
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