Milkiti

マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマンのMilkitiのレビュー・感想・評価

4.3
この手のアーティストを追うドキュメンタリーはとにかく好き。
しかも大好きなハンター・S・トンプソンの相棒、ラルフ・ステッドマンを追うのだからこりゃたまらん。
前半は彼自身の創作をかなり詳細に追っている。彼の画も強い意志を持っていて好きだ。
途中で彼の1コマ風刺画がアニメーションとして動き出す。本人は不満だったそうだけど、こういうの私は好き。
創作しながらハンターとの旅の話、無茶をやった話をぽそぽそと語る合間に色々な社会問題を風刺するアニメーションが入ったりインタビューが入ったり・・・15年かけただけあってしっかり作ってあった。
たまに今ハンターが生きていたらどんな事を書くだろうと思うことがある。
でも今尚現役で戦い続けているラルフが居る。彼らの作ったゴンゾージャーナリズムもまだまだ生き続けているんだな。
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