マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマンの作品情報・感想・評価

マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン2012年製作の映画)

For No Good Reason

上映日:2014年03月08日

製作国:

上映時間:89分

3.5

あらすじ

不適切、危険、残酷、過激、反体制的-。 ラルフ・ステッドマンの画はいつもこのように評される。 カウンターカルチャーが隆盛を極めた60年代後半にイギリスからアメリカに渡った異端児は、社会への壮絶な怒りとアナーキーなエネルギーに満ちた風刺マンガで一躍名を馳せた。 国際政治や人権侵害の是正を訴えるその作品は、ザ・ニューヨーカーやローリング・ストーン誌などに掲載され、やがてそれが一人の男の目に止ま…

不適切、危険、残酷、過激、反体制的-。 ラルフ・ステッドマンの画はいつもこのように評される。 カウンターカルチャーが隆盛を極めた60年代後半にイギリスからアメリカに渡った異端児は、社会への壮絶な怒りとアナーキーなエネルギーに満ちた風刺マンガで一躍名を馳せた。 国際政治や人権侵害の是正を訴えるその作品は、ザ・ニューヨーカーやローリング・ストーン誌などに掲載され、やがてそれが一人の男の目に止まる。後に生涯の友となる型破りなジャーナリスト、映画『ラスベガスをやっつけろ』の原作者としても知られるハンター・S・トンプソンである―。 本作は、『ラスベガス~』のメインビジュアルを手掛けたラルフの、ハンターとの波乱に満ちた友情物語を主軸に、ビートジェネレーションを代表する作家ウィリアム・バロウズとの交流や、ラルフの熱心な収集家として知られるテリー・ギリアム監督やビル・マーレイの協力の元に得られた貴重な映像を交えながら、創作活動の源に迫っていく。

「マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン」に投稿された感想・評価

imagoo

imagooの感想・評価

3.6
力強くメッセージを放つ絵、見覚えがあるなぁと思い出したらPLAYBOY USA版だったという情け無さ(笑)
mineka

minekaの感想・評価

1.5
ラルフ・ステッドマン、ジョニー・デップ、インサートと音楽って感じのドキュメンタリー映画です。
にしても、ラルフステッドマン、本当に本当に絵が上手いなぁ〜。
gdbsdta

gdbsdtaの感想・評価

4.3
この人物はラスベガスをやっつけろの絵を描いてて、
独特な絵とフォントで結構好きだった程度の知識。
映画されてるとは知らなかった、、
彼が影響受けた画家や、トンプソンとの関係性、バロウズとの仕事、そして見た事ない彼の作品群、どれもヤバイ。
常に真実しか語ってないであろう彼の
終盤語っていた ある言葉が印象的だった。
sochi

sochiの感想・評価

4.5
映画というよりドキュメンタリーみたいな感じ。独特で結構おもしろかった。人の価値観に触れられる一作。
MAKOTO

MAKOTOの感想・評価

3.5
普通のドキュメンタリーと違い、映像と編集に拘っていてとてもカッコ良いです。動き出すイラスト達が素晴らしい。
製作過程の映像がインスピレーションに溢れていて感動します。「感情が筆に乗る」とは正にこのことを言うのだなと思った。
この映画はハンター・S・トンプソンのドミュメンタリー『GONZO』を観てからだとより分かりやすいし楽しめると思います。
筆一本で世界を変えようとした二人の男のそれぞれの生き様と、それぞれの人生。
自分の生き方を顧みて考えたくなる映画です。
KS

KSの感想・評価

3.5
権力、戦争、世界の不条理を絵として世界に訴えた芸術家ラルフ・ステッドマンに迫ったドキュメンタリー。


世界を変えようとしたことに虚無感を感じると言っていたが、彼の編み出した手法はRadioheadのアートワークを手がけるスタンリー・ダンウッドなどに大きな影響を与えていると感じた。

最近、自分がジレンマが好きであることに気がついたんですが、このドキュメンタリーを見て、世界が不条理だから、アートは面白くて、風刺は面白くて、社会を観察するのが面白くて、だから自分は、少しでもそんな社会の構造を知りたくて日々本を読んでいるんだなと思った。
人間の愚かさを題材にした風刺画家ラルフ・ステッドマンの半生に迫るドキュメンタリー映画。ジョニー・デップがラルフの自宅を訪問取材する形式を取っている。

なぜ故にジョニー・デップが起用されているのかというと、ラルフはハンター・S・トンプソンの右腕として一緒に働いた人物であるから。ジョニーのハンター好きには節操のなさすら感じてしまうほど。

過去の記録映像と創作の作業工程が交錯するかたちで本編が語られていく。実質的にはラルフとハンターによる「変人同士の奇妙な友情物語」になっているため、ハンターのドキュメンタリー映画「GONZO」と合わせての鑑賞が最良。

ラルフの作業行程では「芸術にルールはない」を地で行くものを見せてくれる。とりわけ、ポラロイド写真を直接加工するという、人力フォトショップが面白い。

私がとくに興味を引かれたのが、一番穏やかそうに見えるラルフが、実は一番クレイジーなのではないかという性格分析の部分。物静かで温厚な人ほど、心の奥底では革命的な怒りの炎を燃やしているということ。これは万国共通のものだといえるだろう。
Samantha

Samanthaの感想・評価

3.5
いやぁカッコよかったよ。
日本で言う岡本太郎的なね。
安直だけど。
ドキュメンタリーだけど音楽やアニメーションで飽きないようにしてくれてるし見てて楽しい。

この人の絵は何度も見たことあるので名前くらいは知っていましたが全くどんな人物かとか、どんな仕事をしていたのかとか知りませんでした。
やはり芸術とか表現をする人特有のパワフルさと角度と言いますか切り口がありましたね。
言葉の一つ一つが重く響きました。
見てみて良かったなと思いました。
love1109

love1109の感想・評価

3.6
毒にも薬にもならない表現ほどむなしいものはない。政治や社会について、とりわけ、人がだまされ、搾取されることに対する怒りを、胸をぐさり突き刺すような辛辣さで描いてきたラルフ・ステッドマン。この映画を観ればそんな「不適切で」「残酷で」「過激な」表現の先にあるものが見えてくる。毒気いっぱい、かつ、グロテスクでありながら、ユーモラス。そして、どことなく品がある。ジョニー・デップもメロメロな、世界一カッコいい孤高のマンガ家です。
おもしれー。この爺さんの絵はタイプじゃないけどね。

反体制、カウンターカルチャー、怒りのパワー。それを絵(マンガ?)にぶちまける、ラルフ・ステッドマンのドキュメンタリー。ジョニー・デップが彼を訪ねて行くところから話は始まる。ってか最後まで居るけどね?ジョニーさん。

なんか偏屈な爺さんなのかなあ?とか思いきや、なかなか繊細なのがよくわかる。とにかくやたらとキレッキレのエピソードも興味深い。ってかハンターさんって言う相棒が居てそちらをもっと知りたくなるけどなあ。こちらは相当一筋縄で行かない人っぽい。でも、こうゆう人たちって何か人を惹き付けるんだな?ちょっと色々調べてみようかな?もっと知りたくなったぞ!

60年代ってちょっと興味出てきたなあ?