クリント・イーストウッド監督が同名のトニー賞受賞の傑作ブロードウェイミュージカルを基に映画化したヒューマンドラマ。
フランキー・ヴァリをミュージカル同様ジョン・ロイド・ヤングが演じる。
物語はグループ名「ザ・フォー・シーズンズ」にちなんで春・夏・秋・冬・フィナーレで構成され、それぞれメンバーがナレーションを行っておりとてもオシャレ。
「シェリー」「恋はヤセがまん」「恋のハリキリ・ボーイ」「君の瞳に恋してる」など誰もが一度は耳にしたことのある名曲とともにグループの誕生秘話や栄光と挫折を描く。
まず主役のジョン・ロイド・ヤングは初めて見たが自分の好きな眼力の強いタイプの役者さんでとても魅力的。
どことなく村上虹郎くんに似ている。
個性的な歌声も素晴らしい。
メンバーのトミーは確かにろくなヤツじゃないけど、自分は何故か憎めなかった。
最後のフランキーとトミーの握手は感動的だった。
そしてクリストファー・ウォーケンまで一緒に踊ってくれる圧巻のフィナーレ！！！
ちなみにイーストウッドの娘のフランチェスカも出演している。
