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ジャージー・ボーイズのchaooonのレビュー・感想・評価

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)
4.3
✨✨1900レビュー✨✨

ずっと気になってた日本キャスト版舞台を今年初鑑賞したので、映画版を再鑑賞🎶

“シェリー♬”や”君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)♬”で知られるアメリカの人気ヴォーカルグループ・ザ・フォー・シーズンズの光と影を描く伝記ミュージカル🎶🌸☀️🍂❄️

トニー賞7部門ノミネート、内、作品賞、主演男優賞を含む4部門受賞のBWミュージカルをクリント・イーストウッドが映画化した作品🏆🎶✨✨

初見の時は、イーストウッドがミュージカル!?とかなりびっくりしたけど、元々ジャズ好きだという監督が作り出す60年代の雰囲気がとっても良かった😍🎷
少し褪せたようなグレイッシュな色味でお洒落✨✨

出演者はクリストファー・ウォーケンくらいしか有名どころがいないけど、伝記映画だし、そもそもフォーシーズンズ自体をあまり知らない状態だから、まるで本物のフォーシーズンズの物語として入り込めて良かったし、歌も上手いから実力重視だったのかな✨なんて思ってたら、なんと主役のフランキー・ヴァリ役はトニー賞受賞者のBWオリジナルキャスト⭐️ ジョン・ロイド・ヤングだというからびっくり😆❣️
そりゃ上手いはずだ👏🏻✨✨

イーストウッドのこだわりで他キャストもトミー役とウォーケンを除いて、過去に舞台版に出演経験のある役者が各プロダクションから集められたらしい😋

物語はグループのオリジナルメンバーであるトミー、ボブ、ニック、フランキーの4人のそれぞれの視点で結成から不和まで順番に語られる💬
バトン形式で紡がれるストーリーは各メンバーの主観で語られ、フォーシーズンズの名前の通り春夏秋冬に見立てた四章立てになっているのも面白い(四季に見立てるのは解説読んで初めてそうだったのかと気付いた程度だけど😇)

ニュージャージーから這い上がろうとする若者たち、時には手を汚したり、マフィアの手を借りることも💸
そんな街でフランキーを見出しグループを作り上げたトミーの視点から始まり、最後はフランキーの物語で締める🌸☀️🍂❄️

グループが大きくなるに連れて軋轢や隠されていた真実が露呈する。
そういうのはどのグループでもありそうなところだけど、ジャージー風の男たちのやり方は一味違ったな✨

フランキーが天才の歌声を持っていたのは知っていたけど、更に凄いのは曲を作ったボブ・ゴーディオだなという学び🎹🎶
でもやっぱり名曲の数々、フランキー(ジョン)の見事なファルセットには心が震える✨

『地獄の英雄』から "Big Girls Don't Cry♬"に繋がるシーンが面白いし、イーストウッド出演の西部劇か何か観てるシーンもあってお遊びがチラチラ😋

ラストの締めくくりがなんと言ってもカッコいい✨✨
カーテンコール的なあのエンディングで最高の多幸感を味わえる🥰😍🥳
クリストファー・ウォーケンがなんとも言えない顔で踊ってるのもいいなぁ🤣💕
ウォーケンは元ダンサーなのね🕺🏻✨✨
58歳で躍動するウォーケンが凄いMVがあった🤣

Fatboy Slim ft. Bootsy Collins - Weapon Of Choice [Official 4k Video]
https://youtu.be/wCDIYvFmgW8





 〜 ♬ 〜 ♬ 〜 ♬ 〜 ♬ 〜 ♬ 〜




ここからは余談☕️

10月に前から気になっていた日本キャスト版の舞台を鑑賞😋
実は気になりつつも最優先ではなかったので、チケット発売になってからも迷ってた公演だったのだけど、他のお目当ての舞台が立て続けに中止になったので、喪失感を拭うための鑑賞でした😂が、予想以上に良かったので大満足🙌🏻✨✨
しかもタイミングよく平日で割引チケが上手いこと買えた上、そこまで悪い席でもなく、かなりお得だった😋

中川、藤岡、東、大山のチームBLACKで🖤
やはり日本のフランキー・ヴァリこと中川晃教さんの歌声は突き抜けていた🤩
藤岡正明さんのトミーはハマり役な上、魅惑のボイスだし❣️大山真志さんは何度目かだけど、あの大きさとキャラクターのおかげで映画よりも愛嬌あって憎めない感じのニックだったし❣️(何気にニックの立ち位置というかキャラクター性は4人の中で1番お気に入り❣️)
そして今回1番のお目当て東啓介さん😍かっこよかった🥹💕
実は東さん去年の『マタ・ハリ』の配信で凄く気になった方で、2.5次元ミュのDVDも同僚から借りてしまい、今回初めて生舞台😍
歌声も好みだし、ボブ役よかったなぁ🤤
後半のヒゲ面は酷かったけどwwまるでコントのコソ泥のようだった🤣
大満足😌💕

ショービズ界を象徴的に映し出すステージの両脇のモニターの演出だったり、舞台の盆で回して監獄やステージの見せ方も面白かった!
それと高さのある楽屋やらステージやらが組み込まれた階段状のセットの構造も見応えあって、栄光の高みに登ったフォーシーズンズの面々の姿と重なっているのがお見事だった👏🏻
最後の一人一人が想いを語りステージから去っていくシーンが際立っててかっこよかったなぁ👏🏻✨✨

BWの舞台との演出の違いまでは分からないけど、話の流れとか、四季を模した4章立てだったりは基本同じで結構そういう意味では映画まんまだった🤔
もちろん細かい演出とかセリフは違うんだけど。
あとは4人が歌い出すシーンはそのままステージでのパフォーマンスになるから、映画よりはかなり盛り上がる印象🙌🏻🎶🎙
映画はそこまでミュージカル感ないけど、舞台版はかなりミュージカルだった🤩🎶
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