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ゴーン・ガールのkasparのレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
4.5
ベンアフレック主演&アメイジングエイミーって、チェイシングエイミーを想像させるよね!
ってことで、フィンチャーです。
フィンチャーですが、映像美を感じる印象的なショットが全くないのに驚かされます。そして、にもかかわらず、途轍もなく面白いことにさらに驚かされます。印象的なショットを捨て去っても、150分魅せきることが出来るんだよということですか。ああそうですか(何が?)
あ、もちろん映像が魅力的ではないということではありません。ショットに頼っていないだけで、いつも以上に映像で雄弁に物語を語っています。映像で語り、編集と音でリズムをとるフィンチャー映画が完全に完成したということですね(そんなこと誰が言ってるんだ?)
ま、そんなことは置いといて(置いとくのかよ)今回初めて気づいたのが、全く空間(距離感や配置、場所など)を観客に知らせてないんすね。(いつものように記憶が馬鹿なのでフィンチャーが前からそうしてたのかは不明)
もちろん描く必要は全くないので描いてないんやけど、何か凄く映画が不安定で、存在感に不安を感じる(真実感が薄れる)効果をあげているような気がしたり、しなかったりしたりして(どっちやねん?)
サスペンス映画ってアクション映画と真逆のこういう手法をとるものなのかどうか、次にサスペンス映画を見たときに確認しよう(何の話だ?)ま、いつものように記憶が馬鹿なので、覚えてる自信は全くないけどね。
全く内容に触れてないけど、何も知らずに観てこその映画だと思うので、長々と書きながらふわっと、何について書いてるかわからない不安定なレビューにしてみたのでした(何がしたいんだ?)
物語的な物語にもかかわらず、色々とリアルに考えさせられる素晴らしい映画です(唐突)
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