しん

ゴーン・ガールのしんのレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
4.2
デヴィット・フィンチャー作品は『ゲーム』や『セブン』、『ファイトクラブ』のように、プロットの印象が非常に強いのですが、良い意味で覆りました。
病的に丁寧で、緻密に計算されている。本当に素晴らしい作家だと思いました。
幼い頃から人生を美化されて、自身の偶像に支配され続けてきたエイミーが、その刃を他者に向けていく。結婚についての直接的なメッセージとは受け取りませんでした。
脚本も非常に巧妙で『ソーシャル・ネットワーク』の時にも思いましたが、サプライズがメインになっていない所が素晴らしいです。過去の作品も観返すべきですね。
しん

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