もやし

ゴーン・ガールのもやしのレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
5.0
見るの二度目です。一回目の頃はものすごい速度で映画知識を吸収してた時期かな?笑
上映当時宇多丸さん町山さんヨシキさんのお馴染みのメンバーがめっちゃこの映画を熱く語ってたのが印象的。

それで俺もレンタル楽しみにしてて、いざ鑑賞してみると何だこれつまんねってなりました笑 あの頃は目が腐ってたのかな?笑
記憶としては、あの完璧な計画に粗が出てきちゃって真剣に見てた自分がアホみたいに感じてしまったって印象。主要な捜査を担当してた女刑事の鋭い質問で矛盾を突かれて、話逸らしてるの見てすごく残念だった。この人頭良いはずなのにこの程度なの?って。
でも2回目見たらそこら辺は後でちゃんとケアしてたのね。


ストーリーとしてはある日奥さんが消えたっていうそれだけのストーリーなんだけど、全ての描写、展開が面白いの何の。オチ知ってても楽しめたんだから初見だったらそりゃ興奮するわ。

旦那も最初いなくなってあたふたしてたけど、段々と隠していた事情が明らかになっていく。

そしてお馴染みのマスメディアによる印象操作。旦那はサイコパスなんじゃないかとか、妹とやたら仲良いから近親愛なんじゃないかとか。
でもベン・アフレック結構タフだから、いつもカメラに追われてても虫が飛んできたレベルのダメージで笑う笑 いや辛いんだろうけど全然そう見えない。元々辛くても無理して笑顔作るタイプだから。でもそれもマスメディアの格好の餌食になる。


妹がとても良いキャラしてる。唯一本気で兄を信じようとしてくれる人。それでも誤魔化しちゃうのが救いようがないよね笑

てか全体的にキャラが良い。
敏腕女刑事も段々味方になってくれるし。普通の刑事ものだと偽装工作を疑うのが王道だけど、この刑事の場合偽装工作を偽装してるんじゃないかと疑うからね。凄いわ。

そして敏腕弁護士。全国民から嫌われてる彼の依頼を迷うことなく快諾。実際有能すぎる。
あの失言する度にグミ投げるくだり笑った。


まあ、感想としてはこんなもんでしょうか。

頭良い人が現状の不幸を打開する方法でこんな形があるんですねと知るストーリーの面白さにただただ感服です。
もやし

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