冒頭の妻が主人公を見上げるシーン、全てのストーリーを観終えたあとに同じシーンが出てくるが、最初と最後でガラッと印象が変わるなかなかない体験をした。
結婚記念日に主人公が帰宅した時、家は荒らされ妻は行方不明。
事件の謎を追う主人公だったが、物語が中盤で一旦の落ち着きを見せたので、もうそんなに時間経ったの!?と思ったらまだ1時間ある……そこから物語が予想していなかった方向に転がり出したのでびっくりした。
妻は両親の望む完璧な物語の主人公であり続け、そうして支配されて完璧を演じていた妻は主人公にも物語の登場人物であり完璧さを求めたのだろうか。
なんにせよこの妻、怖い。