たとえばこの映画を観て「女って怖い」「愛ってやっぱり長続きしない」「結婚は墓場」「サイコ」「男は馬鹿だ」と言うのは簡単だしまあそういう感想が出るのもわかる、けどもこの映画が扱ってるのはもはやそういう問題をとっくに通り過ぎているんじゃないかとと思う。
もはやこれはお互いの人生を賭けた壮絶なデスマッチだ。いや、デスなんてもんじゃない。負けたら死よりも辛い人生が待ってる。エイミーが勝利したのは、エイミーは命をも犠牲にしてまで勝とうとした覚悟だったからじゃないか。生き死になんかもう問題じゃない。
あと不倫相手役のエミリー・ラタコウスキー、この配役が絶妙に女性から見て「男まじ最悪」男性から見て「エミラタなら仕方ない」と思わせるようになっていてすごい。インタビューではまさにそういう人間を探していたそうで、ベンアフレックの紹介だったとか。
アメイジング・ファッキン・エイミー。