10歳のTS・スピヴェットはモンタナ州の牧場で家族5人で暮らしていた。
TSは賢すぎるが故、家族や周りから常に浮いた存在だった。
ある日遊んでいた銃が暴発し双子の弟は亡くなってしまう。
それ以来家族全員の心にポッカリと穴が空いてしまった。
そんなTSの元に以前応募した作品が最も優れた発明に贈られるベアード賞を受賞したと知らせが届く。
初めて認められる喜びを知ったTSは家出を決意し、授賞式会場であるスミソニアン博物館へひとり向かう…。
本作は家出をして様々な人との出逢い家族との関係を見つめ直すロードムービー。
弟が亡くなってしまうというショッキング な出来事はあるものの賢いTSの独特な妄想・思考が面白い見せ方がされていて終始微笑ましい☺️作品という印象。
