2014/12/20
ジュネ監督の3D映画なら絶対映画館で観なければ！と公開前から思っていたので、なんとか観に行けてひと安心。観終わる頃にはじーんとして目頭が熱くなり、日頃の鬱屈したものが全て浄化されたような感じがした。
結構話としてはシンプルだから、脚本に物足りなさを感じることはあるだろうけど、この映画に「芸術的価値は〜」とかそういう云々をくっつけて考えることは野暮じゃないかな。「ああ、観てよかったな」って素直に思える映画で、友達にも安心してオススメ出来る。それで充分。
ただ…
ぼくには3Dである必要性はあまり感じられなかった…笑
たしかに今までとは違う感じで監督の表現の一手段=おもちゃとして使いこなせてる感じもしたんだけど、ジュネ監督の映画はすごく色彩が綺麗なので、出来れば2Dで落ち着いて楽しみたかった。
それにあの映画は、リビングのテレビで家族と一緒に観るのにすごく向いている気がするな。
