子供の頭の中がそのまま作品になったような感じ。
とにかくスピヴェットがかわいかった。10歳てこんなにまだ幼くて頼りなげな存在?
抱きしめたいっ(*´ー`*)
これをもしアメリカの監督が作ったなら、もっとお涙頂戴の感動押しの映画になったと思う。
弟が死んだ時の背景や、スピヴェットが家出している間の父と母の感情なんかにもスポットを当てたりして。
でもこれはあくまでもスピヴェットの冒険。
お涙頂戴モノ好きなので(笑)そういう意味ではちょっと物足りないかな~って思いもある。
けど、道中の出会いや、タピオカ(飼い犬)の存在♪など小さいネタがいくつも転がっていて飽きなかったし、家族の愛はしっかり伝わってきた。
昔アメリを観た時に、フランスにも起承転結がしっかりした映画ってあるんだ~と初めてフランス映画で寝落ちしなかった事に感動した記憶が(笑)