名匠ロン・ハワード監督が、海の悪魔と言われる巨大な白鯨に翻弄される捕鯨船エセックス号の悲劇を、監督お得意の重厚な演出と迫力ある映像で描き出すー。
前作『ラッシュ』に引き続き、主演はクリス・ヘムズワース、そして脇を固める俳優さんの中に個人的に好きなキリアン・マーフィ（『プルートで朝食を』の彼をぜひご覧あれ！）も出ていて、この2人の熱い友情が感じられるシーンも見どころのひとつ。
そして、そんな濃密かつ骨太に仕上がった人間ドラマに加えてこの作品をより盛り上げているのは、やはり巨大な海の悪魔、白鯨。
その迫力たるや、思わず「おー」と声が出そうになるくらい。
“巨大な白鯨を介して見えるは、小さき人間の業”
