男たちを絶望のどん底に突き落としたのは、巨大な一頭の白い鯨でした...
ハーマン・メルヴィル著の『白鯨』に隠された真実に迫った、サバイバル海洋ドラマです。19世紀、一等航海士オーウェンたちはニューイングランドの捕鯨船「エセックス号」で太平洋を目指していました。ところが、途中で白い化け物のようなマッコウクジラと遭遇し、エセックス号が難破してしまいます...
映画館で観れば良かったぁ～と後悔するほどのダイナミックな映像・アクション・音楽・人間ドラマで圧倒されました！！海のシーンは神秘的で美しかったです☆前半は捕鯨シーンが多く、まさに海洋アドベンチャー！という印象でしたが...後半はガラリと変わり、極限状態での人間の心理に迫った重厚な人間ドラマでした。あの状況の中でオーウェンたちが下した決断には言葉を失い、深く考えさせられました。生き延びる為にやったことだから...誰も責めることが出来ないと思います。
主演のクリス・ヘムズワースがカッコよかった～！！若手のトム・ホランドも印象的でした☆ベンジャミン・ウォーカーやキリアン・マーフィも良かった！！！
観終わったあと明るい気分にはなりませんでしたが、観て良かったと思っています^^
一見の価値あり！流石ロン・ハワード監督！
