じゅん16g

白鯨との闘いのじゅん16gのレビュー・感想・評価

白鯨との闘い(2015年製作の映画)
3.0
捕鯨が盛んな時代、クジラの群れを追いかけていた主人公の船が出会ったのは見たこともない巨大なクジラ『白鯨』。
作家メルヴィルが捕鯨船の生き残りの船員に話を聞き、小説を書くまでの話。

てっきり白鯨と死闘を繰り返す的な作品だと勘違いしていたが、良い意味で期待を裏切られた。
もちろん白鯨と出会い闘いになるものの、より重要だったのはその後。船を破壊され大海原にボート数隻で漂流する。こんな恐ろしい事はないだろう。
船員たちの行動はどうしようもないし、誰にも非難はできない。これが本当にあったことなんだろうか。

またしても海の恐ろしさを感じずにはいられない作品でした。

しかし主人公、どこかで見たことあると思ったらソーだったのね。いつものコスプレよりこっちの方がかっこいい。