にっきい

白鯨との闘いのにっきいのレビュー・感想・評価

白鯨との闘い(2015年製作の映画)
3.1
家柄に勝る権力は無いのか?

ロン・ハワードの新作って事で観に行った作品。
ロン・ハワードの映画を劇場で観るのは『バックドラフト』以来でした。

化石燃料が発見される以前の話し。
タイトルから『ジョーズ』や『オルカ』のような、海洋パニック的なのだと勝手に思ってたんです。
公開前のプロモーションでも『白鯨』の元になった実話だといってたから。
でも実際は捕鯨船が白鯨によって難破させられ、90日間に渡る遭難の話しでした。
『白鯨』の元になった実話と言うより、"海の怪物"のアイデアを使っただけ。
もちろん見どころは漂流中の極限状態なんだけど、ホントのテーマは生き残った船員が、どれだけ多くの犠牲の上に助かったのか、決して明かす事の出来ない秘密を持ってしまった者が、その秘密を明かす事で苦悩から解放される、そんな贖罪の物語だと感じました。
その行為は人としての尊厳を無視した事だけど、生きる為に必要だった。
ただテーマは重いけど、娯楽作品として作られてるので暗くはないし、最後は妙に清々しい気分になる。

ネタの宝庫浜村淳さんがまたまたやらかした!?w
先日の放送でトム・ハンクスがコロナ感染したのを話してた時、例えで映画の話しを出すのが得意なんですが、調子に乗って喋りまくってて本筋に戻れなくなったどころか、何が本筋か分からなくなったらしくアシスタントに「何の話しでしたっけ?」って聞いてる!www
怪しいとは思ってたけど、マジで痴呆入ってきた?w




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2016年1月23日
鑑賞回:ー
劇場名:T・ジョイ京都
座席情報:シアター1 I-9
上映方式:2D 通常
レーティング:G
上映時間:121分
備考:過去鑑賞記録、レイトショー
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