ブラッド・ペイトン監督、ドゥエイン・ジョンソン主演によるカリフォルニアにM9.6の大地震が襲うディザスタームービー。
日本で最大の地震は2011年の東日本大震災でM9.0。ちなみに日本で2番目に大きい地震の869年の貞観地震M8.9も震源地は同じ三陸沖です。
世界で最大の地震は1960年のチリ地震でM9.5です。
歴史的に見ても地震は一定の周期で繰り返し発生しています。
ドゥエイン・ジョンソンはもちろんだが、離婚協議中の妻エマ(カーラ・グギーノ)と娘のブレイク(アレクサンドラ・ダダリオ)がとても魅力的。
母娘そろってすごいオッパ、スタイル。
ヨアン・グリフィズのクズ男っぷりも流石の一言。
救急隊員が非番とはいえ、自分の家族だけを救出に向かうのはあり得ないし理解できない、他にもツッコミどころ満載のシナリオはとても残念としか言いようがない。
ちなみに原題は"San Andreas"と地震を引き起こした断層の名前がつけられている。
カリフォルニア・ダウンってなんだよ…
しかし、最悪なシナリオやなんとも微妙な邦題を補って余りある魅力的な主要キャラクター、圧倒的なスケールの映像、壮大な音楽、手に汗握る効果的な演出、どれもが良くできている。
流石はドゥエイン・ジョンソン、スイミングを含めたアクションも文句無し、ディザスタームービーとしては十分満足できる内容に仕上がっている。
地震や津波の映像は強烈で凄まじく観る観ないの判断は慎重に。
アマプラでは本編終了後に特典映像としていくつかのカットされたシーンを観ることが出来る。本編中唐突な展開に感じた部分が補完されるので是非観て欲しい。
