ムラサキ

カリフォルニア・ダウンのムラサキのネタバレレビュー・内容・結末

カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ドウェイン・ジョンソン目当てで見たけれど、面白かった。
ドウェイン・ジョンソン演じるレスキュー隊のレイの救助シーンがめちゃくちゃかっこよかった。

地震学者のローレンスとキムは地震予知が出来ることを立証するために小さな地震が群発するネバダのダムへ向かう。

開始20分程でいきなりダムで大地震。
キムが避難する途中に見つけた子供を、自分を犠牲にして救助して泣けた。
しかも救助した子供に「目を閉じて」と言って死ぬ瞬間を見せないようにする配慮。
いざ、自分がこのような状況になっても同じことをできるとは思えない。

その後カリフォルニア、サンフランシスコで観測史上最高値の地震が発生。レイの妻と娘が地震に巻き込まれる。

妻と娘を救助しに行くレイ。

何度も来る地震や大きな津波、その度に父レイから教わったことを駆使しながら避難する娘たちに、はらはらドキドキしながら最後まで目が離せない展開だった。

地震学者のローレンスが、地震はまだ来ることを全国民に知らせるために、メディア学科の学生に自由研究A評価やるからハッキングしてくれって言っていたのにはしびれた。

レイの妻の再婚予定だった恋人が、レイの娘と一緒にいたけど救助を呼んでくると言って逃げたシーンは賛否両論あると思うけど、あれが普通の反応だよなぁと思う。
一応警備員を呼びに行ったし、その直後自分の目の前に天井が落ちてきたらびびって逃げると思う。
その後もちょいちょい写ってはやらかす行動は褒められたもんじゃないけれど…

ストーリーには関係ないけど、津波って英語でもツナミなんだなぁと思った。

日本でもいつ大地震が来るかわからない状況で、とても考えさせられる良い映画だと思う。
非常時の家族との待ち合わせ場所や、避難セットの見直しをしようと思う。
ムラサキ

ムラサキ