何よりもロバート・デュヴァルでしょう。
この作品は。
ロバート・ダウニー・Ｊｒとロバート・デュヴァルというWロバートが出演。(狙った？苦笑)
役どころがほんとにピッタリ。
田舎で一途に仕事をこなしてきた頑固なロバート・デュヴァルと、そんな生活に嫌気が差して都会で活躍するアクの強いロバート・ダウニー・Ｊｒがまさにイメージ通り。二人の演技が素晴らしいと思う。
体の衰えるだけでなく、病気の治療の副作用としての頭脳の衰えに抵抗しているもののしきれない、そんな観ていて辛くなるような役柄を演じているロバート・デュヴァルが本当に凄い。この人、ほんとに良い役者さんだと思うし、いつまでも元気で映画に出ていてほしいな、と切に願います。
話的には、真犯人は別にいる！といった類の物ではなく、父の裁判を巡って家族の有り様を描いている作品なので、サスペンスというよりはヒューマンドラマになるのかな。
ロバート・ダウニー・Ｊｒの年齢にほぼ近い、名実ともにオッサン街道まっしぐらの自分としては、なかなか身につまされるような内容ですな。😞
何にしろ、ひねりのない直球ど真ん中の内容だけどすごく良い映画だったと思う。
