サトタカ

コードネーム U.N.C.L.E.のサトタカのレビュー・感想・評価

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)
3.5
「テネット」のエリザベス・デビッキがあまりに魅力的だったもので、鑑賞。エリザベスは核兵器の大量生産を目論むイタリアの大企業の社長夫人役。凝ったワンピースとか60年代風のメイクはゴージャスでなかなかだったけど、彼女のスタイルのよさはあまり生かされていなかったように感じた。もっとこう神々しく撮って欲しい。(願望)

ヒロインのギャビーを演じたアリシア・ヴィキャンデルは、「エクス・マキナ」でロボット役やっててかわいかったんだけど、今回はまぁまぁかな?(ホテルのカウンターの彼女の方がかわいかったような気も…)
彼女もコケティッシュな60年代ファッション、似合ってたけどね。まつげはとにかくバッサバサ。gleeのレイチェル(リア・ミシェル)にちょっと似てる気がする。

アメリカCIAのスパイのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)、ソ連KGBのスパイのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)は二人とも超絶イケメンでスーツもバッチリ似合って惚れ惚れする。
ヘンリー・カヴィルはどうしてもスーパーマンのイメージが付いちゃってるけど、元軍人で盗みや詐欺、金庫破りかつ女たらしの人でなしスパイを小気味よく演じていた。
アーミー・ハマーは「ソーシャル・ネットワーク」の双子、「君の名前で僕を呼んで」のオリヴァーには遠く及ばない役どころだったね。怪力キャラなんだけど、あんまりそう見えないんだよね…。シュッとし過ぎていて。
ヒュー・グラントは、いつもながらニヤニヤしていて素晴らしい。彼が出てくるだけでなんだか嬉しい。

アメリカのドラマ「0011ナポレオン・ソロ」のリメイクだが、ガイ・リッチー風味の軽快でコミカルなスパイ映画に仕上がっているのではないでしょうか。続編はないんでしょうか?
ガイ・リッチー監督は、初期の「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」、「スナッチ」にやられてしまっているので、基本的に好きなんだけどね。
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