サトタカ

ゴジラ-1.0のサトタカのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.5
山崎貴監督作品は、ALWAYS 三丁目の夕日、SPACE BATTLESHIPヤマト、永遠のゼロ、海賊と呼ばれた男、STAND BY MEドラえもんなどそれなりに観たはずだけど、過剰気味にエモーショナルな演出が苦手でちょい警戒する派です。
で、この映画も神木くんが太平洋戦争の日本軍兵士ってちょっと合わなさそうだし(植物学者じゃなくてw)、やめとくかと思ってスルーしていました。しかし、アマプラに入ったということで観てみたところ、これが、すばらしい脚本、演出でございまして、すみませんでした!!っと謝りたい気持ちでいっぱいです。

アメリカ軍の空襲、原爆投下でメチャクチャになったばかりの日本を襲う巨大生物ゴジラ。キツすぎるて。高度成長を謳歌しててぶっ壊されるよりさらにキツい。サドなの?監督は?心配してた神木くんは、昭和の人間には見えないけど最大限追い詰められた元特攻隊員を演じていた。すみませんでした!!神木さん!!あと佐々木蔵之介も、昭和感を出そうとしてなのか、いつもよりクセが強い粗野なキャラでよかった。浜辺美波は好きなので、彼女にしてはちょっと珍しい(?)薄よごれ貧乏っ子キャラ、よかったです。アカデミー賞で視覚効果賞を取ったVFX、さすがでした。なんといっても破格の低予算(製作費15億円以下)で取ってるのがまたすごい。

昭和の雰囲気が薄い役者さんが多かったけど、駆逐艦「雪風」の元艦長堀田(田中美央)の見事な昭和顔が一際光ってました!
Wikipedia見たら183cm って書いてあった。立派な体格で!

『ダンケルク』で見た「ダイナモ作戦」みたいな展開も胸熱でしたわ…
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    社会批評もの、SF、ディズニーなどの3Dアニメーション、洋楽ロックがらみな映画が好物。ホラー、スプラッタは苦手。アマプラ、ネトフリ、たまに劇場。

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