くじら

リトルプリンス 星の王子さまと私のくじらのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

吹替版で鑑賞。

あらすじ
 主人公の女の子と、かつてパイロットだったおじいさんの出会いで始まる物語✈︎
 受験に人生設計にと母親の期待を押し付けられている女の子。最初はそのことを疑問にも思わなかったけど、おじいさんと出会って、王子様のお話に惹かれていく。だんだんと自分の思う通りに過ごしたいと思う女の子。女の子はおじいさんに連れてってとお願いするも、体調の優れないおじいさんは死を悟り、物語の最後を話し始める。しかし、物語の最後王子様が薔薇のもとへ帰るために蛇に噛まれてしまったこと、パイロットは王子様の本当に帰れたのか分からないけれど信じているという言葉に怒って、出て行ってしまう。そして夏休み最後の日、突然おじいさんは倒れてしまう。
 女の子は星の王子様を見つけるため、🦊と物語を描いた紙とともにおじいさんの飛行機に乗る。大人の星には物語に出てきたうぬぼれや王様たちがいた。女の子たちは大人になって全て忘れた星の王子様を見つける。王子様とともに立ち上がり、囚われていた星を解放し、王子様のバラに会いにいく。
 バオバブに乗っ取られた星でバラの影を見かけ、ガラスのケースを外すとバラは枯れてしまっていた。しかし、照らす夕日を見て心の中にいることを思い出す。2人はずっと覚えていることを約束して別れる。
 次の日おじいさんの病室に向かう。王子様の物語を絵本にしたものを見せ、お母さんとも歩み寄ることができた。

表現など
 現実のリアルタッチなアニメと、物語の中の紙や木の人形のような乾いた映像の表現がよかった。大人の星では大人だった王子が、故郷に戻って夕日を見て気づいた時には女の子と同じ時と場所を共有しているからかリアルタッチに変化したのが良かった。🦊のぬいぐるみが可愛いかった。
くじら

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