なやら

夜に生きるのなやらのレビュー・感想・評価

夜に生きる(2015年製作の映画)
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別につまらなくもないが大してアガりもしない。結局『アルゴ』とかと同じような印象。色々盛り込み過ぎてて結果どのレイヤーでもハジけ切らないストーリーテリング。
禁酒法時代の風俗やシノギ描写なんかは確かに面白いけど、それも目の付け所の良い原作を律儀に映像化してるだけっぽいし。
ただエルファニングはバツグンですよ。カフェにポツンと座ってる終盤の画にヤられた。あの猫背・鶴首だけが異彩を放ってた。他の部分は普通すぎてまあたぶん3週間くらいで忘れちゃうと思う。
ベンアフレックはちっとも夜に生きてない。最初も最後も昼だし、ベンが椅子座って銃持ってるメインビジュアルも本編では昼のシーンだし。象徴的な意味での「夜」なんだとしてもあんま効いてないし、極めて謎タイトル。
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