りっく

天使のはらわた 赤い眩暈のりっくのレビュー・感想・評価

天使のはらわた 赤い眩暈(1988年製作の映画)
4.0
傷ついた女と、転落した男。
二人の男女が交通事故をきっかけに人生が交錯する。
病室やマンションの一室、車内や廃墟といった密室空間の作り方が石井隆は本当に上手い。その現実離れした空間に男女がいるだけで、どれだけ現実で傷ついていようが、そこは二人だけの空間になる。その転換が実に劇的かつ映画的。
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