今では監督として俄然注目を浴びているグレダ・ガーウィクが主演した、ノア・バームバック監督作品。
ダンサーを目指し、大学以来の親友ソフィー(ミッキー・サムナー)とアパートをシェアするフランシス(G・ガーウィグ)。ある日、ソフィーが引っ越すと宣言する。ダンスカンパニーの実習生に過ぎないフランシスは一人では家賃を払えず、止むなくレヴ(アダム・ドライバー)とベンジー(マイケル・ゼゲン)が住むアパートに転がり込む。さらに、ダンスカンパニーからクリスマス公演から外されダンサーから事務員になることを提案される、、、。
それまで何をするにも一緒で心の拠り所にしていた親友ソフィーが離れていき、フランシスの焦りまくる心情が切ない。帰郷したり、パリに急遽旅行したり、卒業した大学寮の管理人をしたり、とにかく動き回るフランシス。そして、何とか自分の居場所を見つけそうなフランシス。
一人の女性の等身大の頑張りを描いた好編。
