しゅう

アントマンのしゅうのネタバレレビュー・内容・結末

アントマン(2015年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーも単純で分かりやすく、想像していた以上に面白い映画だと思いました。
小さくなったり大きくなったり出来るアントマンが、同じ性能のスーツが敵の敵に渡るのを阻止する話です。

今までのマーベルヒーローたちとは違って、犯罪者が主人公と言うのは目新しかったです。
周囲の協力メンバーも博士とその娘と、その他は全員犯罪者と今までとはどこか違った雰囲気の映画でした。
犯罪者ではあるけれど、完全な悪ではなくどこか憎めない感じの登場人物たちで面白かったです。

また、アリたちとの共闘シーンも格好良かったです。
アントマンと名前の通り、アリのように小さくアリと協力して物事を解決するのは面白くて爽快感がありました。
アリたちもどこか可愛く、そして格好良く、動いたり主人公を助けたりするシーンは魅力的に見えました。

今回は、父と娘がテーマになっているのか、主人公と娘。
博士と娘と、それぞれの関係性とその変化も楽しむことが出来ました。

アントマンは小さいからこそ出来る戦闘シーンがとても魅力的で、笑えました。
シリアスな雰囲気な戦闘なのに、トーマスで笑ったり、おもちゃで戦っていたりと、他のマーベル作品とはどこか世界観が違って見える戦闘シーンがありました。
アリが大きくなったり、トーマスが大きくなったりもしてとても面白かったです。

最後には、主人公と娘の関係性だけではなく、元妻やその彼氏とも関係が改善したように見えたとは良かったです。
いつもの間にか恋仲? に発展していた主人公と博士の娘にも笑えました。
博士にキスシーンを見られた時には気まずかったです。

単純なストーリーだからこそ分かりやすく、イライラシーンや理不尽な要素もなく、笑えるシーンもあったりととても面白い映画でした。
個人的には大変満足出来る内容になっていると思いました。
しゅう

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