このレビューはネタバレを含みます
最初は、クローン人間の中にエイリアンがいたり記憶が残っていたりと、設定に無理があると思いながら見ていました。
無理があるのは変わらずですが、見ているうちになんとなく慣れるしかないので慣れました。
これまでのエイリアンでは、前作の努力をぶっ壊す形で続編が続いていたのですが、今作も変わりませんでした。
3ではニュートや海兵隊員が死亡、そしてリプリーまでもが最終的に死ぬという2の努力が無駄になりました。
4では、身を挺してエイリアンを殺したのに、クローンの中に何故かエイリアンがいて努力が無駄になってしまいました。
シリーズ的には、これが物語の最後? 続編は過去の話らしいので、 なのですが続編がたくさんありながらも悲しい形で話が進んでいったのは辛かったです。
3、4をなかったことにして2の続編の5を製作中? らしいですが、それは少し勿体無いと思いました。
3はつまらないですが、4は比較的面白いと思えたからです。
これまでとは違ったリプリーが見れたり、クイーンの親となったリプリーが見れたりと良かったです。
最後のシーンでは、母親を求めるエイリアンが可哀想に思えてしまいました。
ただ、エイリアンは母胎となる生物によって姿を変えるはずなのに、どうしてリプリーだけ形が変わったのか疑問を思いました。
色々と設定的におかしい所や矛盾点はありましたが、それでも魅力的な映画だと感じました。