しゅう

アラジンのしゅうのネタバレレビュー・内容・結末

アラジン(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

アラジンは魔法のランプのことをなんとなく知ってるくらいの知識で、この実写化映画を視聴しました。

見た結果は、かなり良かったです。
実写化するといろんな点で失敗することが多いですが、この映画はそんなこともなくてとても良かったです。

まず、キャストが世界観や映画に合っていて違和感がありません。
ジーニー役のウィルスミスから始まり、ジャスミンにアラジンも違和感なくピッタリな役者がハマった感じがしました。
ウィルスミスに関しては、ウィルスミスならでは良さがかなり出ていて好き嫌いが別れそうな気がします。
ただ、嫌いじゃなければかなり好きになるキャラクターをしていると思います。
アラジンは、最初はみすぼらしい青年かと思っていましたが、よく知るアリ王子の白い格好になれば違和感はありませんでした。
ジャスミンに関しては、かなりピッタリハマっている気がしました。
中東? インド系? の美人で胸をデカくて、アニメ版のジャスミンのイメージにぴったりハマりました。

この映画はかなり良かったのですが、評価は4.5にしてあります。
理由は、前半1時間部分が羞恥心を感じる場面がかなり多くて見ているのが辛い痛いシーンが多かったからです。
再生ボタンを止めながら、アラジンの痛い発言や行動を悶えながら見ていました。
これはこれで良かったのですが、見るのに時間がかかってしまったので少し評価は低めにしておきます。

アラジンのストーリーをちゃんと見たのはこの映画が初めてでしたが、大変満足することが出来ました。
冒頭シーンの親子の映像が急に変わってアラジンが出てきたので、アラジンがあの子供? でも妹はいないしどうなってるの? と思いながら視聴していましたが、ちゃんと伏線回収されていたので良かったです。
ウィルスミスだと気付かなかったので、ネタバレにもならず良かったです。

アラジンとジャスミンのやり取りは、心が痛くなったり応援したくなったりと心動かされました。
一般人であるアラジンと王女であるジャスミンの関係性や、アラジンの心境を考えながら楽しめました。
魔法のランプを使って王子になりながらも、最後には真実を話して全てを諦めようとしたアラジンはとても立派でした。
愛していながらも身の丈にあっていないと感じて、手を引こうとするアラジンの心境は辛いものだと思いますが勇気ある行動でした。

それに対して、大臣は対比的に描かれていて良かったです。
友人思いのアラジンに対して、欲深い大臣は身の丈に合わない願い事をして身を滅ぼしていたのはスカッと場面でした。

いろんなことがありながらも、最後にはハッピーエンドで終わったのでかなり良かったです。
しゅう

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