●あらすじ
東北の小森という田舎まちで生活している1人の女の子の物語。
●感想
淡々としている。だがそれがいい。
自給自足生活を見るだけの作品。
でもそれがいい味出してる。ソースから何からなんでも、自分で作る。工夫しながら育てる。工夫しながら作る。緩やかな時が流れながら、生きていく。
画面越しに〝新鮮な空気〟を感じる。
それほど自然であふれてる。緑がすごい。
そこに橋本愛の透明さが透き通る。
本当にそこに住んでるかのような、生活に慣れきった慣れた手つきでご飯をつくる。汗水垂らして、食材を一生懸命につくる。
そして淡々と田舎生活を語るナレーション。雰囲気にマッチしてて精神が浄化されるような感じ。
田舎なりの生活術は知識だらけ。
勉強になる。
東京で満員電車に揺られながら、ストレスを溜めているサラリーマンはこんな生活に憧れそう。後、田舎から上京して都会に疲れてる子とかは涙でそう。
小学生の帰り道に食べてたグミの木が出てきて感動した。これ甘酸っぱいんだよな〜。
そのグミをジャムにするなんて...
ホタルやサワガニ、リスにタヌキ、生き物まで感じ取れる。
塩焼きイワナマジ美味しそう。
トマトってあんなに繁殖力あるの知らなかったなー。クルミ埋めるのも初耳。
合鴨農法〜食べるまでって現実までの過程があって良かった。
都会に疲れて田舎に興味のある人にオススメ
現実を忘れて、この物語に浸れます。