この作品とても好きです。近所付き合いのある田舎暮らしの知恵がたくさん出てきて、学びにもなります。
今はまだ、新型コロナウイルスの影響で帰れないけれど、地元に帰りたくなりました。
作中では、数々の料理工程が丁寧に描かれていて、見ているだけでほっこりします。
栗の渋皮煮のシーンが特に好きです。
いち子が美味しそうに食事をする姿も良かった。
リスがくるみを食べている姿や、合鴨のひなたち、屋根裏に現れる猫ちゃんがとても可愛かった。
そして、誰かが処理してくれた動物を食べている人間として、「他人に殺させておいて、殺し方に文句つける様な、そんな大人にはなりたくないと思っている。」という言葉は、とても心に刺さりました。
ラストのFLOWER FLOWERの音楽と、岩手県奥州市の景色がまた心を動かされるほどの素敵なものでした。
最後、届いた手紙の内容が気になります。