たますけ

リトル・フォレスト 夏・秋のたますけのレビュー・感想・評価

4.0
五十嵐大介の人気コミックを基に、都会暮らしになじめず故郷の山村に帰ってきたヒロインが、自給自足の生活をしながら生きる力を取り戻す人間ドラマ。

岩手の山里の風景が美しい。そして映し出される季節が生き生きとしていて惹きこまれる。田を耕し雑草と抜き米を育て、土を育て種をまき野菜を育てる。秋になれば木の実を拾い、鴨を締め、自分の生きる糧にしていく。都会生まれの自分には一生かかっても出来ない体験を見せてもらいました。
ただレシピだけの映画ではない、生きかたのレシピなんだろうなぁ。とにかく美しかった。でも愛ちゃんはもう少し日焼けしていた方がリアリティあったかも。手なども白く細くて綺麗すぎましたね。

自分的には青菜炒めのエピソードが好きです。
見えないところで母はひと手間かけているんだよ。でも、それに娘が気付くということも凄いことだよね。
冬春編が楽しみです。
たますけ

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