前作の夏秋からの続編。
とても楽しみにしていたので、気をためて満を持して見ました。やはり小森の風景の切り取りかたが素敵です。本当に情感たっぷりだった。
そして、出てくるお料理の美味しそうなこと！どのお皿も生命力に溢れていて、神々しささえ感じた。
畑を耕し土を作り、種を植え苗を育て間引き、虫を取り、時期を待つ。この淡々とした一連の繰り返しの作業が人間の生きる根本になってるんだなぁ。「生きることは食べること」まさしく！
今回はいち子の葛藤も垣間見えて、ちょっと胸がきゅっとなりました。親友との喧嘩の後の仲直りのシーンがめっちゃ良かった！
あのカレーが食べたいな。
何を食べるかって大事だけど、誰と食べるかも大事だね。そんなことを感じさせてくれる映画でした。
