このレビューはネタバレを含みます
元CIAの名スナイパーだった男が、かつて取り逃がしたテロリストを殺害する依頼を受けるも、その裏に潜む陰謀に巻き込まれていくさまを描いたサスペンス・アクション。
ウェズリー・スナイプスのアクション、表情とか個人的に好きです。騙され、逃れながら生き延び、平穏を取り戻す王道ストーリーです。
2024年10月8日(火) 13:40~15:40[120分] テレビ東京 「午後のロードショー」
吹替
(ストーリー)
元CIAの工作員ジェームスは田舎で馬のビューティと暮らしていましたが、かつての上司コリンズに呼び出されました。過去に取り逃がしてしまったテロリストのジャハールが拘留中のロンドンで尋問のため、一時外出するのを狙って射殺する仕事の依頼でした。ジェームスは自分が取り逃がしたせいで、ジャハールのテロにより、多くの犠牲者が出ていることに責任を感じ受け入れました。一方コリンズは、過去にジャハールに武器提供などの協力をしていたことをバラされる事に怯えていました。そしてコリンズらの手配によりジェームスはロンドンに向かいました。間際にコリンズに言われたことは『失敗したら死』でした。
ロンドンに着くと、世話役のテリーと合流し、作戦を練りました。そしてテリーの誘導でビルの上階から狙いを定めていました。車から降りたところを狙えと無線で言うテリーに対し、建物の中に入ったジャハールを見事射殺しました。そしてテリーはタクシーを運転してジェームスを乗せ逃げる予定でしたが、職務質問を受け手間取りました。結果、警察とのカーチェイスになり、テリーは射殺され車は大破しました。車を爆破して予定通りアパートにたどり着きますが、ジェームスは怪我を負っていました。そのころ警察署ではウインザー警視正と娘のバラード刑事が捜査の指揮を取っていました。そこにコリンズがやって来て、犯人の差し出しと、今後の捜査は、自分の指示に従えと言いますが、ウインザーは受け入れませんでした。
アパートのジェームスを、別の部屋に祖母と暮らすエミリーという女の子が介抱し始めました。食料などを買ってきたり、テレビの情報を教えていました。ジェームスはコリンズに電話し、ジャハールの射殺の成功を報告しますが、コリンズの受け答えで自分は殺されると分かりました。出国するため空港に向かったジェームスでしたが、すでに警察の手配が回っていました。隙を見て逃げたジェームスをウインザーとバラードが追いました。そのころコリンズらもジェームスを追っていました。そしてコリンズとウインザーが鉢合わせになりました。するとコリンズはウインザーを射殺しました。バラードは撃たれて死んでいる父の映像を見ました。そして父ウインザーを射殺した犯人はジェームスになっていました。
バラードは父の仇と、総動員してジェームスを追いました。コリンズらも同様に追いました。これ以上逃げられないと考えたジェームスはエミリーに警察へ行くと言って、バラードに電話をかけました。そして、ジャハール暗殺の全貌と、コリンズとの関係、さらにウインザーを殺したのはコリンズだと伝え、ある場所で落ちあうことになりました。バラードは警官たちにジェームスの身の安全の確保を指示しました。逃げるジェームスにコリンズが追いつき撃ちあいになり、ジェームスはコリンズを射殺しました。エミリーはジェームスに一緒にアメリカへ行くと言いますが、ジェームスは一人で帰りました。その後アメリカからエミリーに手紙が届きました。ジェームスからで、ビューティを一緒に育ててくれないかという内容で、飛行機のチケットが2枚入っていました。祖母とエミリーはアメリカへ飛び、ジェームスのもとへ行きました。
ジャンルアクション
製作国アメリカ
製作年2007
上映時間98分
配給ハピネット(ピーエム)