しらすごはん

アマデウスのしらすごはんのレビュー・感想・評価

アマデウス(1984年製作の映画)
3.8

歴史ものを好きになるきっかけとなった映画の1本です。

音楽史に燦然と輝く、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの生涯を描いています。

虚実入り混じったストーリー展開がおもしろかったです。

さらに、天才と才能はあるけれど天才におよばない者の葛藤がテーマとなっていました。

今作の後、
“モーツァルトとサリエリ“って対になる概念として、語られるようになりましたよね。

2人の関係性は、芸術や芸能、スポーツ、料理など色々な世界に置き換えられる普遍性あり。

交響曲からオペラまで、モーツァルトの名作がふんだんに使われ、ストーリーにリンクしていました。

18世紀のウィーンを再現した美術セットや豪華絢爛な衣装が素敵でしたね。


老いた作曲家アントニオ・サリエリ(F・マーリー・エイブラハム)が自らの人生を回顧する形式で映画は進行していく。

サリエリは、オーストリア宮廷の権威ある音楽家として活躍していた。

そこに、天才モーツァルトが現れる。

モーツァルトの才能を真に理解できるのは、サリエリのみ。

しかし、サリエリから見たモーツァルトは、才に溢れながらも放蕩生活を送る青年。

神はなぜ自分に才能を与えなかったのか。

音楽を分からない貴族達は、サリエリの名声の方を讃える始末。

サリエリは、葛藤に苦しむなか、モーツァルト(トム・ハルス)の天才ぶりに嫉妬し、彼を破滅させようとする…
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