このレビューはネタバレを含みます
天才と凡才(?)の二人の描かれ方が素晴らしい!!
凡才のサリエリは、社会に認められていても、凡才であることにひどく絶望し、アマデウスを陥れる。
アマデウスは才能があるのにも関わらず、世間に認められず、苦労することに。
本当の価値って?
大衆には価値がわからないのか?
どんなに素晴らしい出来でも、大衆は常識に当てはまらなければ駄目だと評価する。ショッキングな事実。
結果、アマデウスの価値に気がついていたのはサリエリだけであったのが、また泣けた。
嫉妬で矛を向けてきた相手こそがアマデウスの最良の理解者だったなんて、悲劇的すぎだと思った。
常識に囚われて本物を潰すのは、いつだって我々大衆だと、見て感じた。