とにかく音がかっこよくて、クラシックめっちゃかっこいいな!って感動するし、
モーツァルトがファンキーすぎて、めっちゃ親近感が湧く。
音楽の授業でクラシックとか退屈だなと思って聞いていたけれど、この作品を見ていたら良さを理解できただろうなと思う。
天才と秀才、ライバルとしての友情、
殺したいほどの妬み、天才の苦悩。
色んな側面で完璧で
賞を総なめしているのも頷ける。
2時間半の大作ながら、音楽の素晴らしさや、いつ死ぬのかハラハラさせる構成により、全く飽きさせない。
1984年の作品だとは信じられない色褪せなさに驚く。
モーツァルトを演じたトム・ハルスのスマイルがとても可愛くて、モテモテ役がぴったりはまっている。
(しかしググると50歳を超えたおじさんの写真が出てきて浦島太郎ショックに陥るので注意)
見終わってから数時間は余韻が残る。
モーツァルトとサリエリの関係性が興味深い。
泣けるとか感動するとかのジャンルではなく、じわじわとずっと染み込んでくる作品。
時間をかけて噛み砕くことで評価が上がってきている。