masat

団地妻 昼下りの情事のmasatのレビュー・感想・評価

団地妻 昼下りの情事(1971年製作の映画)
3.2
ロマンポルノ、最初の一歩。
あまりにクオリティが高く、驚く。
その後、約20年続くロマンポルノのtheory、その基礎が全て詰まっている。

重厚感すら感じる色、光、シネスコのフレームに、圧倒された。

白川和子の入魂ぶりも凄く、女優としての意地を見せつけていた。

そして、アメリカン・ニューシネマが始まって4年の頃、それら作品のゴール=ラストを笑い飛ばす様なオリジナリティを発揮し、痛快。『卒業』(67)✖️『バニシング・ポイント』(71)とは、爽快を突き抜け、泣けてしまった・・・
masat

masat