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アンダー・ザ・スキン 種の捕食のmasatのレビュー・感想・評価

3.5
驚き桃の木。

どんどん引き込まれていく、恐ろしい映画。
恐ろしの魔術師ジョナサン、益々凄みを増し、未知の体験を強いてくる。

“未知との遭遇”って、きっとこんな感じなのであり、すぐ横で起こっているのだろう。だから、怖い。インベーションしないインベーション映画。

肥大した顔の男と、両親が溺れ死ぬ中、浜辺で泣き叫ぶ赤ちゃん。
孤独の究極の描写を観てしまった。

『記憶の棘』(04)もそうだった。“究極”の瞬間が、やけにこびり着く、かつてない異様な映像が眼の前に広がる。
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