2017年ピンク大賞に選ばれた城定秀夫=七海ななコンビによるVシネ作品って事で良いかな。
城定作品ですから、悪かろうはずはない。
しかし、途中で本気で泣きそうになったじゃないか。ヤバイ、ヤバイ。
水不足の夏、陽炎、蝉の声、汗、教室のエアコンは壊れている。
ケイコ先生は求められると成り行きでやってしまう、キャンディ体質の眼鏡女子。
その生活はエレガントというよりはエロガント。
どんな時でも決して眼鏡をはずさない、ケイコ先生。
いじめられている様子の戸田君の自宅訪問。アマチュア無線という共通の趣味(ケイコ先生は過去に齧っただけで4級2回落ち、今は機材も押入れにしまわれてる。戸田君は2級)を見つけた時、普段はオドオドと困ってる感じの彼女が見せる目の輝きが素晴らしく良い。
今回、国語の授業で取り上げられているのが夏目漱石の「こころ」
夏目漱石は「こころ」は最も読まずに終わる作品だろうと感じてましたが、ちょっと読んでみたくなりました。
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