数年前、グループ会社の社員が会社の資産を
売り飛ばして数億円着服し懲戒解雇された。
金額が一生働かずに生きていける額を
はるかに超えていて、疑問に思った。
なぜ途中でやめなかったんだろう?
そもそもなぜお金が必要になったんだろう?
そんな話を雑談でしていたとき、
「紙の月っていう映画を観てみるといいよ」
と上司に言われた。
それを漸く観た。
そうですか、ずっと自由を求めていたんですか。
ニセモノでいいから、自由にしたいことをして
幸せを感じたかったんですか。
でも私には分からないや。
どうせ死ぬんだから、
他人に迷惑をかけて、傷つけて、騙して、
自分は幸せに過ごすという生き方が
良いのか悪いのか。いや、悪いんだけど…。
うーん。
窮屈さって人間をおかしくしていくんだなあ。
思春期の過激思想はどこかで修正できないと
こんな恐ろしい大人になるんだなあ。
関係ないけど、何も頑張ってない人からの
「すごいね」は腹が立つものである。
他人の忠告は聞くべき。