sha_sha.555

紙の月のsha_sha.555のレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
3.6
人間、いつでも道を踏み外せるよっていう教訓みたいな映画だった。欲の暴走を繋ぎ止めてる理性や恐怖心が一瞬の気の迷いで切れたら…そんな恐怖を感じた。宮沢りえから漂う繊細さと危なっかしさが役に合っていた。平凡で刺激のない日々に枯渇して魔が刺して横領した銀行OLという筋書きだけで、これは必ず観なければ!と思った。恋人でもお金でも満たされないヒリヒリ感と後戻りできない絶望感。見応えあった。
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