masaya

パワーズ・オブ・テンのmasayaのレビュー・感想・評価

パワーズ・オブ・テン(1968年製作の映画)
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モダンデザインの巨匠イームズ夫妻によって1977年に製作された9分間の科学教材的作品。
スコアはノースコア。

"Power"は"力"ではなく「冪乗」という意味で、タイトルは「10の冪(power of ten, 10n)」を複数形にしたもの。

日本国内でも学校教育等で使われた事もあるようだ。
ボクは初めて観たけど(サボってただけか?w)、観たことのある人もいるかもしれない。

一組のカップルを1m上空から捉えた1m四方のショットからはじまり、約4分後に10の25乗m、すなわち100億光年の「宇宙の果て」、人類が現在感知できる限界に到る。
今度は逆に視座を下げ、10のマイナス16乗mの素粒子の極小スケールまで旅は続く。

10の16乗mから単位が「光年」に変化すること、すなわち、空間と時間の密接な関わりがなんとなくでも理解できる。

「宇宙のはて」に想いを馳せたり、逆に身近でちっぽけではあるが、地球や人間の身体の偉大さを実感したりと、とても不思議な夢うつつな作品だったw

✨ありがとう✨micaちゃん😉
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