ビキニアーマーが出てくる映画という情報だけで見た、いや確かに出てきたけども。
主人公グウェンドリンのアタマお花畑ムーブと、相方のミステリアスなイケメンウィラードの終始噛み合わない会話がすごい。揺れ動く恋愛感情とかではなくマジでお互いの主張に一貫性がなくて、2人とも15分に1回記憶がリセットされてるのかと不安になる。
アクションは全体的にもたもたしており、とはいえこの時代にありがちな台本通り動いてますって感じは嫌いじゃないのでヨシ。
お目当てのビキニアーマーがなかなか出てこなくてソワソワするが、終盤になって「ご注文の品です!」とものすごい量の女戦士が登場する。こんなに注文してないって。
女戦士しかいない地下王国はちょっと和風で、日本の兜っぽいヘルムにビキニアーマーという出立ちがなかなかカッコいい。
特にビキニアーマーが乗ったチャリオットをビキニアーマーが引いて戦うチャリオット戦は圧巻。
あと兵士ではない文官らしき立場の人の、武士の髷を再現するのに「スキンヘッドに耳周りと後頭部だけを覆う黒いヘルメット」というデザインがキマってて良かった。
フィジカルが強い男女のセックスショーが見たくて国をあげて武闘大会からお膳立てしたのに、ショーの衣装がゴテゴテすぎて玉座からセックスが見えずにキレる女王があまりにも悲しかった。泣ける映画。