たけp

ソロモンの偽証 後篇・裁判のたけpのレビュー・感想・評価

2.0
どうしても「子供の裁判ごっこ」にしか見えず馬鹿馬鹿しいという気持ちが先にきてしまう

前作から酷かったリアリティラインの欠如
同じ映画の中で矛盾がある問題

前編
→マスコミが子供のイタズラにしか見えない怪文書を信じてしまう

後編
→三宅の母親(永作博美)がマスコミに電話するけど信じてもらえずまったく相手にされない

同じ映画の中でこういうふうに矛盾がある
普通なら前編の怪文書だってマスコミが信じるわけないじゃん

判事をしてた井上康夫(西村成忠)はキャラが立っててよかった
演じてた俳優の西村成忠はあまり他の作品に出てないみたい

裁判後にほのぼのした雰囲気でエンディングを迎えるのもなんかなあ
人が死んでるのに



【以下ネタバレ感想】



「被告人大出は無罪」と言い渡される場面
会場がザワザワする演出はおかしい
これまで裁判見てれば無罪なのは確定じゃん
なんで無罪判決が予想外みたいな感じで騒ぐ演出をしてるのか意味がわからない

キーパーソンとなる自殺した柏木卓也(望月歩)の描写が薄っぺらい
あれじゃ「変な人が勝手に自殺しただけ」になるよ
たけp

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