このレビューはネタバレを含みます
前編の盛り上がりを受け、どのような結末に運んでくれるのか。
すごく期待して後編を見始めたが、正直、柏木くんの自殺の真相は、あまりにどうでもいい感じだ。
世の中に失望し、生きていたくないという。
必死に止める友人の行動、言葉も虚しく、結局は自殺という選択肢を取る。
話の主軸は、柏木くんの死の真相を暴くものではないことが最終的に分かるので、ミステリーとしては肩透かしを食らってしまった。。
もうね。友人が柏木くんに放った言葉が、まんま僕の感想ですね。
どちらかというと、なぜ告発文を送るに至ったのか。また、それに関わった人の責任の所在、罪の意識が主軸となっている。
誰かが誰かを傷つけたら、被害者、加害者、その両親、関係する人々全てに、大小こそあれ、何かしらの罪の意識が生まれるものなんだ。
罪悪感で押しつぶされてしまった松子ちゃんがいたたまれない。
幸せにご飯を食べることで、幸せと思い込んでも、心の中は、辛くて辛くて仕方がなかったことだろう。
幸せよりも、辛い気持ちの方が、伝播する。
今、漢字で並べて見て、幸と辛って上に横線があるかないかだけの違いですね∑(゚Д゚)
幸せと辛いって紙一重なのかも。。
誰かを傷つけるのではなく、幸せを分け与えていきたいですね。