ソロモンの偽証 後篇・裁判のIdeonのレビュー・感想・評価

単行本3巻、2000ページ近い原作をまとめるために、いろいろな部分が説明不足になった結果、最後に主人公2人に大芝居を打たせることになり、そこがどうしても不自然で、いかにも安っぽいテレビドラマ風になってしまったのが残念である。言わなくても分かる気持ちを全部セリフにして、しゃべらせてしまう悪い癖が出たという感じである。エンディングのＵ２の歌も、監督さんには強い思い入れがあったようだが、ぴったりとは思えなかった。