ローズ

誘拐の掟のローズのネタバレレビュー・内容・結末

誘拐の掟(2014年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて鑑賞。
1999年のNY、連続誘拐猟奇殺人事件に挑む元刑事のスタガーを哀愁漂う62歳のリーアム・ニーソンが好演!

「96時間」「サードパーソン」「フライトゲーム」など何作か観た中でもさらに渋く、NYの街を背景にしたカメラワークでは、カッコ良さが際立っていました。

誘拐された美少女役のダニエル・ローズ・ラッセル14歳は今作がデビュー作とのこと。ぜひ今後、注目していきたいところ。。

さて、映画はと言うと、役者に似ている人物が多く、一瞬えっスタガーに娘がいたの?とか、殺された女性、今はどっちの女性?とか、えっ今のは犯人?殺された奥さんの旦那?とか、観てて迷ったシーンが幾つかありました。(私だけかも知れませんが。)

全体的には、それぞれの犯人の性格の違いがこの映画のストーリーを形ずけていたなと思ったり。2000年問題を犯人と黒人少年TJが話題にしたところやその当時の携帯なども1999年を表していたな〜と。スタガーがPC音痴なのは違うと思うけど、黒人少年と会話が始まったきっかけになったのは確か。ラストの終わり方、私は好きでした。もちろん緊張感も満載で、リーアムファンならずとも、ぜひご覧いただきたい作品でした。

「羊たちの沈黙」「プリズナーズ」を超えたかはどうでしょう?
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