このレビューはネタバレを含みます
この類の映画はいくつも観てきたけれど、ジョン・ウィック程の殺し屋はあまり観たことがないくらいバリ強！
殺し屋としてのスキルがむちゃくちゃ高いのは言うまでもなく、映像としてアクションの見せ方が上手いのかな…
え、こんなん観たことない！みたいなシーンがちょこちょこあって、全く飽きずに観られた。
アングラな世界から足を洗う程愛した奥さんに先立たれ、奥さんが残した唯一の希望のわんちゃんを理不尽に殺され…長い付き合いの親友まで殺され、失うものがなくなった伝説の殺し屋はここまで強いんか…
ヴィゴの息子が本当に胸糞すぎて、もっと苦しめても良いのに…とか思ってしまったけど、苦しめたら苦しめたで、あのバカ息子は要らんこと言いそうだし、ジョンが嫌な余計嫌な思いしそうだから、あれで良かったのかな。
ヴィゴに関してはせっかく見逃してもらったのに、バカ息子の復讐でマーカスに手を出したのはマジでアホすぎる…
肉親殺されて恨むのはわかるけど、あんなんバカ息子が100%悪いやん…
ラスト、ジョンがヴィゴの持ってるナイフを使って、自分のお腹刺して隙を作り、ヴィゴにとどめ刺すのには驚いたけど、もう死んでも良いと思ってたからなんだろうな…
でも結局ケータイに残ってた奥さんの動画に突き動かされて、新しい希望になるであろうわんちゃんを連れてお家に帰る…
ハッピーエンドとは言い難いけれど、最後に新たな希望が見えた気がしたので、これはこれで良かったのかなと思える終わり方でした。
