このレビューはネタバレを含みます
いや〜、なかなか面白かったです！！
電気が消えたらおばけが出るって、当たり前じゃない？と思っていたのですが、見てみたらなるほど！うまいな〜と感心してしまいました。
昼でも夜でも関係なく、暗闇に現れるアイツの恐ろしさよ…！
懐中電灯とブラックライトで効果が違うというアイデアも面白かったです笑
ただ、明かりが苦手なのにライトをぶっとばしちゃったり(物理)、停電を引き起こしたりと、セーフとアウトの線引きがあやふやで腑に落ちないことも多々ありました。
それにしても、主役の姉弟、勇気ありすぎません…？？普通あんなバケモンがいる家になんて絶対戻れませんよね！？母親のことを心配してちゃんと家に帰る弟くんマジ天使…。
あと、個人的意見ですが、お姉さんの彼氏さんは100%死ぬと思ってました笑
初めはただのチャラ男だと思っていたのですが、意外にも頼りになる良い人でしたね〜！
お姉さんと弟くんが二人一緒に寝て、彼氏さんが一人で眠るところとか、マジでフラグだと思ったのは私だけじゃないはず…！
懐中電灯？をダイアナにふっとばされてからのスマホを振りかざす流れは、思わず一緒に見ていた弟と「おお〜っ！！」と歓声が上がりました笑
からの、玄関でのピンチでとっさに車のキーを出しての危機回避！鮮やか！！思わず拍手を送りました笑
その後来た警察官二人組にはガッカリでしたが(黒人の警察官は死なないと思ったのに…)。
一つ疑問なのは、母親がお姉さんにこっそり手渡した"I need help"と書かれたメモ帳に対し、何のアクションも起こさなかったことです。普通なら弟くんに見せるなり何なりしそうなものですが…。あれは何か意味があったのでしょうか？(あの辺りからお母さんも抗うつ剤を飲もうと頑張っていたので、多少正気になりつつあったとは思いますが)
驚きだったのは、未公開映像です。なんと、本編の物語のその後にあたるお話が収録されていました。ですが、あれは完全に蛇足でしたね。ダイアナが弟くんを利用してまた現れる辺りまではゾッとしましたが、お姉さんの安アパートに大掛かりなライトが設置されていることや、ダイアナが燃えて苦しむシーンは、正直突然過ぎるわ安っぽ過ぎるわで笑いました。洋画にありがちな続編を匂わすエンドでしたが、どうなんでしょうね…。この蛇足も見なかったことにして、綺麗に終わる方がいいような気もします。
